物忘れ、認知症B

「せせらぎ」の フィジオスキャン

 最近、各地での私の健康セミナー出席者の皆様に、フィジオスキャンで調べることができる人体パーツのカラー縮小画面のあらましを差し上げています。
 パーツごとに波動理論から見た調子の良し悪しを測定できるので、どこを調べたいのか、予備知識を持っていただくためです。
 最新の量子科学理論によると、原子を構成している素粒子はエネルギーを持っている振動体と捉えられています。そして振動体であるがゆえに、その周波数が研究され、つきつめれば量子から構成される人体の器官ごとの固有振動数が解明されるようになり、まともに機能しているときの振動数と比較して現状の振動数がどれくらいズレているのかを測定して、その器官の調子を調べることができるようになったのです。この考え方がいわゆるドイツ振動医学の基盤です。現在ロシアでつくられているフィジオスキャンは、この考え方を基礎に、超音波と
いう波動を巧みに使い、画面に見やすく表示させながら、簡単に全身の器官の調子を詳細に調べて、かつ、整えることができる、きわめて優秀な道具に仕上がっています。
 そこでは脳の各器官の波動状態をコンピュータ画面(以下の画面例)で詳しく、しかし、驚くべき速さで調べ上げることができます。従来は特別な資質が認められた人だけが測定できていた人体各パーツの共鳴状態を、誰でも半ば自動的に測定できるようになったのです。だから「せせらぎ」では、ご自分でご自分の脳を、しかもパーツごとに、フィジオスキャンを操作して調べていただいています。操作は、既に認知症になっていない限り、簡単に覚えられます。そして「呆け」のリスクがどれくらい迫っているのかをカラー画面上に現れる微細ポイン
トごとの6段階評価を通して感じていただけるのです。
 そして、波動的に見て、ここが「やばい」という箇所が見つかったら、つまりフィジオスキャンの評価で5点、6点とされたら、それを4点、3点、2点、1点になっていくよう修正波動を超音波を使い、ご自分でご自分の脳に送り込めば良いのです。そのための操作は、具体的には画面で表示しているコンピュータのマウスをクリックしていけば良いだけです。人差し指1本でカチカチするだけです。あなたの修正意志がコンピュータに伝われば、そこから先はコンピュータが凄いことを、いとも簡単にやってのけてくれるのです。
 全身三百ヶ所を一通り調べ上げるには、慣れてくれば1時間半程度で可能ですが、この修正過程にどのくらいの時間を要するかは、その人次第です。程度が悪ければ一ヶ所の画面で1時間を要することもあるので所要時間は何ともいえません。
 6点、5点さえなければ良いというのであれば、それなりの短い時間で済みますし、すべてが2点以上にならなければ気が済まないというのであれば、掛かり切りでやっても、1日仕事では間に合わないことも考えられます。その人がどの程度の健康レベルを求めるのかで違ってきます。
 現在もしくは近い将来の物忘れ、認知症が心配であれば、脳の血流を動脈と静脈に分けてすべての画面で調べ、特に短期記憶を司る左右の海馬の波動状況を調べることは欠かせません。
 こんなに素晴らしい道具があって、しかも外来者の方は1時間2千円という低価格で、お泊まりの方には無料!で提供されているのに、馬の耳に念仏・豚に真珠で、その価値が判らない方には何を申し上げても無駄なのが現状です。
 しかし、この健康回復講座を縁あって読まれてピーンときた方は呆け、認知症の余生を送らぬことを目指し、脳の調子を整えるために、是非「せせらぎ」に許される範囲でなるべく長く滞在して取り組まれたら良いと思います。通常3台が稼働、繁忙期には4台の稼働が可能ですから、これをやりに来たのに、機械の空き順番待ちで思うように使えなかったということはまずありません。

いわゆる 「植物性ミネラル」液 にご注意

 北米のメタセコイアの化石を硫酸に浸け、フミン酸とミネラルを溶かし出したという液体が植物性ミネラルサプリメントとして十年ほど前から日本に上陸しています。しかし、この手のものは何故か硫酸といわず特殊な水でミネラルを抽出したから吸収が良いのですと宣伝していますが、その製法ゆえにアルツハイマーを招くアルミニウムが吸収されやすい形で驚異的に多く含まれているのが現状です。これを連鎖販売していけば儲かるからやりませんかとアルミニウムの怖さを知らない人に勧めているのですが、アルツハイマーという呆けを招くリスク
のあるものを自分が儲けたいという欲呆けで勧め歩くのは地獄行きのエスカレータに乗るようなものです。『自然食ニュース』では早くからこのアルミニウムとアルツハイマーリスクについて取り上げて報じてきましたので、ご希望者はバックナンバー(コピー)で取り寄せてご研究ください。
 (92年10月号 bQ26)
 (92年11月号 bQ27)
 (96年5月号 bQ69)

体内静電気も 呆けの一因

 最近、昭和大学医学部客員教授の堀泰典先生が講談社から『体内静電気を抜けば病気は恐くない!』というとても読みやすい大衆啓蒙書を著されました。ものがこすり合わされると必然的に発生してしまう静電気は体内でも生まれる。血液の流れと血管の間でもこすり合わされている関係はあり、血流が盛んな脳の中でも静電気はたまる。これが脳神経細胞の突起で放電されれば、そのダメージで情報はスムーズに伝わらなくなる。覚えているはずのことが出てこない、新しいことが覚えられないという「呆け」には、静電気による神経細胞の破壊がある
というのです。
 「せせらぎ」のホールには庭の土中に埋めたアース棒と電線でつないだ銅板が置いてあり、裸足で十分も乗っていると体内静電気がすっかり抜ける仕掛けがされています。
 現代は脳神経が破壊される危険と隣り合わせが強いられる場面が随所にあります。その間を縫って最後の日まで呆けないよう、危ないことからはできるだけ身を遠ざけ、防げそうなことはなるべく取り入れていきたいものです。

既に呆けが来て いるかどうかの調べ

 調べたい人に白紙と筆記具を用意し、そこに丸を書き入れてもらいます。うまく丸が書けたら、その内側に沿って、時計によく表示されている1から12までの数字を書き入れてもらい、長針と短針で十時十分を表してもらうと、呆け程度の具合は、いわゆる隠れ認知症レベル(もの忘れはよくするが、日常生活は普通にできる)まで判るといわれています。これで判明する軽度認知障害者は、放っておくとかなりの確率でアルツハイマーになっていくのです。
 このテストは、どこでも誰でも簡単にできますから、ご自分を含め、怪しいと思われる人にやってもらってください。
 見つかったら、我々が常々いっている栄養療法を含む指針通りの食事の実行とともに、マイルド加温療法、ラドンガス吸入ができるホルミシス療法、フィジオスキャン、体内静電気抜きのあれこれの工夫を武器に戦略を立てましょう。その知恵を仕入れるために「せせらぎ」はきっとお役に立つはずです。